大阪国際文化協会

3月ほっとタイム講話

先月は、コロナ禍のストレスについてお話し、
発散のために、お喋りすることの大切さをお伝えしました。
あっぷるに遊びに来て、スタッフや他の来訪者の方とお喋りすることって、
ママ自身にとって凄く大切なんですよね。

では、どうして子育てってストレスが溜まるんでしょうか?
会社勤めを思い出すと、仕事がハードでも、
それが残業代として報酬が増えたり、
評価してもらえると、遣り甲斐があり、ストレスを感じにくかったりしましたよね。
子育てって、報酬も評価も、ハッキリとしないんですよね。
子どもの仕草や寝顔が可愛かったりすると、
報酬を手に入れたような幸せな気持ちにはなりますが、
評価というと、曖昧ですよね。
子どもの成長や発達が評価、というように考えてしまうと、
できないことが気になって仕方なく、これまたストレスフルですし。

子育ての評価は、こんな風に考えてみて下さい。
お子さんがどれだけママにグズってきたか。
お子さんがグズるということは、
ママにグズってもいいと信頼しているということであり、
グズればママは不快を取り除いてくれる、構ってくれる、
という期待を持てているということなんですよね。
それは、親子の絆が築けている証拠なんです。
魔の2歳児の時なんて、一日中グズり倒され、今日も怒りながら寝たわ…
と、自分の子育ての下手さに落ち込むことがあるかもしれませんが、
ママには安心してグズれる、グズったらママがどうにかしてくれる、
という良好な親子関係である証拠なんです。
ですので、一日の終わりに、今日もたくさんグズられたなぁと思いながら、
私の子育て、これでいいんだ!と自分自身、評価をしてあげて下さい。

モチロン、ウチの子ニコニコだわ…というママ、
それは子育て上手ってことですから、やっぱり自分に花丸をつけてあげて下さいね。

皆さんが、少しでも不要なストレスから解放されて、
楽しく自分らしい子育てができるように、応援しています。

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