大阪国際文化協会

11月ホッとタイム

今日はママが働きに出ることが、小さいお子さんにどんな影響があるのか、一緒に考えてみました。

まず、ママが働きに出ると、お子さんは保育所や祖父母にあずけられることになります。パパやママ以外の人と接することは、社会性の発達に繋がります。その反面、特定の人と安定した関係性を築くことが難しいので、一緒にいられる時間には、お子さんとしっかり向き合う工夫が必要になります。

また、ママが働きに出て社会成員として認められていると、ママの心理的安定が子育てにも良い影響を及ぼします。その反面、ママが時間的にも体力的にも余裕のない状態になってしまうと、お子さんにも負担がかかります。その場合、周囲に協力してもらうことも大事になってきます。

では一方、ママが働きに出なければ、お子さんと一緒に過ごす時間がたっぷりあるので、たいていのことをお子さんのペースで進めてあげることができたり、ゆっくり対応できるので、お子さんの成長を認めてあげるような関わりも多くなります。その反面、細かいことまで気になったり、言い過ぎてしまったり、一概にお子さんのためになる時間だけが多くなるわけでもなかったりと、一緒に過ごす時間が長いだけに、関わり方に気を配る必要があります。

ママの就労が小さいお子さんへ及ぼす影響で、考えてみてはいかがかなぁと思う点は以上です。

最後に、ママが働きに出ようと出まいと、一番大切なことは、乳幼児期のうちに基本的信頼感という絆を育んであげることです。お子さんの思いを繰り返し受け止めることで育まれる親子の絆は、その子の人格の基盤であり、それができていないと、その上に何も積み上がって行かない、とても大切なものです。

逆に基本的信頼感さえ育むことができれば、ママの就労は小さいお子さんにとって、さほど大きな問題ではありません。

ママが働きに出ることについて、また、他のことに関しても、疑問に思うこと、迷っていること等おありでしたら、あっぷるはうすスタッフへ、お気軽にお声掛け下さいね。

一緒に子育て頑張っていきましょう❣️

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