【報告】やさしい日本語で学ぶAED講座 6月25日(木)
2026年6月25日(木)、「やさしい日本語」で学ぶAED講座を立命館大学のBeyond Borders Plaza(BBP)で開催しました。
今回は、バングラデシュ出身の留学生3名、韓国出身の留学生1名、インド出身の留学生1名、日本人の大学生5名が参加しました。
今回の講座は、立命館大学国際課の篠原さんとの面談がきっかけとなりました。
その際にIMSから「やさしい日本語でAED講習会をしてみてはどうか」と提案したところ、後日、BBPの学生スタッフから「ぜひやってみたい」と声が上がったことから、実施につながりました。
BBPは、日本人学生と留学生がさまざまな「Border(障壁)」を越えてつながり、ともに学ぶことを目指した空間です。
今回は、そんなBBPで留学生と日本人学生が一緒に救命について学ぶ機会となりました。
講座に向けて、事前に茨木市消防署救急管理課からAEDトレーナー(練習機)と成人用のCPR訓練人形を借り、午前中にスタッフで全体の流れを確認しました。
会場では、まずIMSの紹介と当日のプログラムの流れを説明。
その後、3人一組のグループに分かれ、救命の一連の流れを確認しながら、AEDの使用を実際に体験しました。
実際に身体を動かして体験することで、AEDをどのように使うのか、救命の場面でどのような行動をするのかを、参加者それぞれが確認することができました。
今回は、消防署員に講師を依頼するのではなく、IMSスタッフと参加者自身で講座を実施しました。
そのため、専門的な救命講習としてすべてを網羅することよりも、まずはAEDや救命について「知る」「体験する」ことを大切にしました。
講座後、参加した学生からは、
「初めてだったけれど、うまくできた。とても大切なことだと思った」
「『やさしい日本語』について知らなかったので、知ることができてよかった」
「ほかの学生にも伝えたい」
といった感想がありました。
今回の講座では、AEDや救命について学ぶだけでなく、外国人にも情報が伝わりやすい「やさしい日本語」という伝え方についても知ってもらうことができました。
救命に関する情報は、いざというときに誰にでも伝わることが大切です。
留学生と日本人学生が一緒に学ぶことで、言葉や文化の違いを越えて、必要な情報を共有することについて考える機会にもなりました。
今回の講座では、参加者が実際にAEDを操作し、救命の流れを体験することができました。
もちろん、実際の救命場面で適切に行動できるようになるためには、より専門的な講習を受けることも大切です。
一方で、まずAEDや救命方法について知り、「こういうものがある」「こういうときにはこうする」という基本を知ってもらうことも、大切な第一歩だと感じました。
また、今回の実施を通して、大学の中にいる日本人学生と留学生が一緒に学ぶことの意義も感じることができました。
救命というテーマを入り口に、「やさしい日本語」やIMSの活動について知ってもらうことができた今回の講座。
今後も、さまざまな団体や大学とつながりながら、多文化共生や「やさしい日本語」について考える機会をつくっていきたいと思います。

