【報告】やさしい日本語で防災を学ぼう「台風 大雨編」 8月8日(土)
2026年8月8日(土)、「やさしい日本語で防災を学ぼう!~台風・大雨編~」を開催しました。
今回は、外国人28名(シリア3名、エジプト6名、インドネシア4名、マレーシア2名、パキスタン5名、インド1名、バングラデシュ6名、イエメン1名)、外国にルーツのある子ども4名、日本人1名が参加しました。また、立命館大学の学生で防災士でもある松村さんにも講師として参加していただきました。
昨年度は「防災」をテーマに講座を実施しましたが、今年はこれから台風が多くなる時期に備え、「台風・大雨」にテーマを絞って学びました。
今回はモスクを会場とし、講座の前には参加者がお祈りをする様子を見学しました。その後、機材や資料を準備して講座をスタートしました。
最初に、「台風」「大雨」に関する言葉を確認し、実際にどのようなことが起こるのかを学びました。
続いて、災害時に正しい情報を得るためにはどうしたらよいか、スマートフォンや防災アプリの設定について説明しました。
また、危険度を示す色や避難指示の意味、それぞれの段階でどのような行動をすればよいのかを確認しました。ハザードマップの見方や避難所についても学び、非常用持ち出し袋についても紹介しました。
参加者のみなさんは、スマートフォンの設定などにも真剣に取り組んでいました。
今回は、2階に松村さんが入ってくださったことで、参加者の質問やスマートフォンの操作などを丁寧にフォローすることができました。参加者からも「とても有意義だった」との声があり、防災について具体的に学ぶ機会になりました。
講座の質疑応答では、参加者から「モスクを避難所として使うことはできないか」という相談がありました。
災害時に地域の人が安心して避難できる場所を増やすことを考えるうえで、こうした地域施設との連携について考えるきっかけとなりました。
正式な「避難所」として指定することが難しい場合でも、災害時に何らかの協力関係を結ぶことができないか、検討してみることには意味があるのではないかと感じました。
講座の後には、モスクの方々と食事をしながら交流する時間もありました。防災の学習だけでなく、一緒に食事をし、顔を合わせて話すことで、今後のつながりを考えるきっかけにもなりました。
今回の講座では、外国にルーツを持つ参加者が、災害時に必要な情報を自分で得るための方法を学び、実際にスマートフォンを操作しながら確認できたことが大きな成果でした。
また、モスクを会場として開催したことで、地域の中で暮らす外国人の方々と防災について考えるだけでなく、日頃からの関係づくりにもつながりました。
今回いただいた「モスクを避難所として使用できないか」という相談については、まずはモスクの担当者と茨木市危機管理課が話をする機会をつくることができないか、問い合わせてみたいと思います。
防災をきっかけに、地域のさまざまな人や団体がつながることができます。今後も、防災に限らず、さまざまな形でモスクや地域の方々と連携しながら、顔の見える関係を少しずつ築いていきたいと思います。


