大阪国際文化協会

8月ホッとタイム

今月はHSCのお子さんへの関わり方についてお話します。
HSCのお子さんは、生後すぐから既に敏感であることを考えても、育て方でなるのではないことがわかります。
 
HSCのお子さんは、脳の情報処理に特徴があるそうです。
入ってきたあらゆる情報(どんな色か、匂いか、温度か等)を、徹底的にチェックするので、敏感になるそうです。
普通はスルーするような情報もキャッチしてしまうのです。
 
よく皆さん、悩みや気になってしまうことを、考えないでおこうと思っても、どうしても考えてしまうって経験ありませんか?入って来てしまう情報を、気にしないことってできないんですよね。そこにHSCのしんどさがあります。
 
ではそんな敏感なお子さん、どんな関わり方をすればいいのでしょうか。
まず、HSCのお子さんは、人の気持ちに敏感で、しつけの影響を受けやすいので、強い語調で叱らないような配慮が必要です。優しく注意するだけで十分に伝わります。逆に「ここはできているよ」という褒め言葉も十分に伝わります。ですので、優しく注意し、褒めてあげると、発達を促すことができます。
 
もし、優しく注意しただけでは…という場合は、まだ月齢的に、理解できなかったり、我慢できなかったりが原因のこともあります。キツく叱らないとわからない、というわけではないかもしれないので、HSCのお子さんの関わり方に難しさを感じる方は、是非お気軽にご相談下さいね。
 

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