【報告】茨木市在日外国人教育研究協議会 多文化夏の集い7月28(火)
2026年7月28日(火)、「茨木市在日外国人教育研究協議会(市外教)多文化夏の集い」が葦原小学校の国際教室で開催され、
IMSもプログラムの一部を担当しました。
今回は、茨木市内に住む外国にルーツのある小学生・中学生とその保護者を中心に、日本人の親子も参加しました。
子どもは、外国にルーツのある子ども34名、日本人の子ども30名、保護者は外国にルーツのある方14名、日本人20名が参加しました。
会場となった国際教室には、さまざまな民族衣装などが展示されており、国際的な雰囲気を感じられる空間でした。
まずはIMSの紹介と外国人スタッフの自己紹介を行い、その後「あいさつゲーム」をしました。
今回の「あいさつゲーム」は、同じグループになった子どもたちが、自分とは違う学校の子どもとも交流できるように取り入れたものです。
最初は学校ごとにまとまっている様子も見られましたが、ゲームを2~3回繰り返すうちに、少しずつ緊張がほぐれ、自然に声をかけ合う姿が見られるようになりました。
帰り際には、ある男の子が「前回の集いで見かけた子と、このあいさつゲームで初めて話すことができて嬉しかった」と話してくれました。
普段は同じ学校の友だちと過ごすことが多い子どもたちが、学校の枠を越えて新しい友だちと出会うこと。今回の「あいさつゲーム」は、まさにそのきっかけとなりました。
次回の「秋の集い」でも、ぜひ取り入れたい活動です。
続いて、「いろんな国のじゃんけん」を行いました。
中国、インドネシア、イラガーナのじゃんけんを紹介し、外国人スタッフと一緒にじゃんけんを楽しみました。
いつも遊んでいる「じゃんけん」も、国や地域によって手の形やルールに違いがあります。身近な遊びを通して、文化や習慣の違いを知ることができました。
その後は、手話を使って「小さな世界」を歌いました。
子どもたちだけでなく、保護者の方も一緒になって楽しんでくださり、会場全体で歌と手話を共有する時間となりました。
最後には、「自分とつながりのある国にシールを貼ろう」という活動も行いました。自分や家族、友だちなど、それぞれが持つさまざまな「つながり」を目に見える形にすることで、世界にはいろいろな国とのつながりがあることを感じてもらいました。
今回のプログラムは、低学年から高学年まで、年齢に関係なくみんなで楽しめる内容となりました。
外国人スタッフと子どもたちが交流する「縦の交流」だけでなく、学校やルーツの違う子どもたち同士が関わる「横の交流」も生まれたことが、大きな成果でした。
特に「あいさつゲーム」では、普段は別々の学校で過ごしている子どもたちが、ゲームをきっかけに自然に話し始める姿を見ることができました。「初めて話せて嬉しかった」という子どもの言葉からも、こうした出会いの場の大切さを感じます。
また、じゃんけんや手話の歌など、言葉だけに頼らない活動を取り入れたことで、日本語が得意かどうかに関係なく、みんなが一緒に楽しむことができました。
今回の「多文化夏の集い」が、子どもたちにとって新しい友だちや文化との出会いの場になったことを嬉しく思います。次回の「秋の集い」でも、今回の経験を生かしながら、子どもたち同士が自然につながることのできるプログラムを考えていきたいと思います。


