大阪国際文化協会

11月 えほんの日

今月は “こがようこ さん” の絵本を紹介しました。2人の娘さんを育てながら、保育園や幼児教室で働き、学校や地域での読み聞かせボランティア、絵本コーディネーター、「語り手たちの会」理事など、子どもたちと、絵本やお話の世界をつなぐお仕事を20年以上も続けておられます。

その経験から、赤ちゃんや小さな子どもたちには、言葉だけでなく指や体に触れながら、語りかけることがどんなに大切なのかを実感したそうです。

そこで、読めば自然と語りかけになる絵本を作りたいと思い、完成したのが、[大日本図書]から出版された、”語りかけ絵本”シリーズ、

「ひよこ」「いちご」「どんぐり」「えだまめ」の4冊です。赤ちゃんの大好きな音やリズム、つまんで食べるマネをしたり、音に合わせてくすぐってみたり。「この本は赤ちゃんと向き合うのではなく、お膝に乗せたり、横並びに座って読んでね~」と、作者のこがさんは言っておられます。

偶然、今朝の情報ニュースで知ったのですが、我が子への読み聞かせに負担を感じている人が6割ぐらいいるのだそうです。なんと、これは読み聞かせ推奨の弊害⁈

読み聞かせは、毎日しなくてもいいのですよ~。お母さんだけでなく、お父さんはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、家族みんなが読み手になって、楽しんで下さい。絵本の時間が、親子、家族みんなの、楽しいリラックスタイムでありますように。

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