大阪国際文化協会

着物リメイク講座 あっぷるさろん「きもの倶楽部」の活動報告

2024年5月21日、インドネシア共和国総領事館にて着物リメイク講座を開催しました。

この講座は、日本に住むインドネシアの方々からのリクエストに応え、着物をより身近に感じていただくための企画です。

日本に長く住んでいる方の中には、着物を着た経験がある方も多く、「着物や帯を持っているけれど着る機会がない」という声を受け、今回のリメイク講座が実現しました。

講座の始めには、着物の基本的なルールを説明するための表を用いてお話しました。しかし、表には書ききれない季節ごとの素材の違い(袷、単、絽、浴衣など)については、実物の着物を持参し、参加者に直接見ていただくことで理解を深めてもらいました。

その後、リメイクされた着物作品の数々を紹介し、着物を着るだけでなく、形を変えて身近に感じる方法を提案しました。

特に今回は、帯をリメイクしてブローチを作るワークショップを行いました。
針も糸も使わずに作れる簡単な方法だったので、皆さん順調に進められ、
わずか30分で完成させることができました。


みなさん、さっそくヒジャブを留めるのに使ってくださいました。↓

このような講座を通じて、着物という日本の伝統文化がより身近になり、
文化の架け橋となることを願っています。
また、多文化交流の輪が広がることを嬉しく思います。

 

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