大阪国際文化協会

【報告】多文化交流サロン 絵本で世界旅行 10月20日(日)

10月20日(木)14:30~15:30に立命館大学茨木キャンパス内のまちライブラリーにて
多文化にふれる「絵本で世界旅行」を開催しました。

たくさんの親子連れや地域の方々にご参加いただき、世界の言語と文化に触れる時間となりました。

まず始まりの挨拶で、IMSやまちライブラリーについての説明、
さらに今回特別参加してくださったNPO法人オコタック(大阪こども多文化センター)の皆様をご紹介しました。

最初は多言語手遊び「あたま かた ひざ ポン」を、日本語、中国語、インドネシア語、タイ語、ポルトガル語の5言語で。参加者の皆さんが楽しそうに声を合わせ、さまざまな言葉のリズムを感じながら、一緒に体を動かしました。

その後、多言語での絵本の読み聞かせを行いました。

●「おつきさま こんばんは」(林朋子・作):日本語と中国語で。
●「1はゴリラ」(アンソニー・ブラウン・作):日本語、英語、マレー語、インドネシア語、タイ語で。
●紙芝居「ええぞ カルロス」:日本語とポルトガル語で。

絵本の読み聞かせのあとは自由に絵本を手に取っていただく「絵本閲覧タイム」。
珍しい言語の絵本も揃い、交流を楽しんでいました。

今回のイベントは、オコタックのご協力で貴重な絵本を展示することができ、
多文化の魅力をたっぷりと感じていただけたと思います。

また、IMSの活動で出会った外国出身の方々や立命館大学の留学生も読み聞かせスタッフとして母語で参加してくれました。

初めは「参加者」だった方々が「スタッフ」として関わることで、IMSの活動意義を参加者の皆さまにも感じていただけたのではないかと思います。

オコタックの方々からも、「お互いのスタイルがそれぞれに良さがあって面白かった」
「飛び入りで来場者が読み手として参加できる点が素晴らしい」
とのお声をいただきました。

また、定期開催の場となることで、地域の方々と深い繋がりが生まれていることも感じられたとのことでした。

多言語に耳を傾けるこのような機会が、参加者の皆さんにとっても私たちスタッフにとっても良い経験となりました。

次回も、また皆さんと一緒に世界を旅するひと時を楽しみにしています!

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