大阪国際文化協会

3月ブログdeホッとタイム

お子さんを褒めるのが難しいと感じること、ありませんか?
褒めるのが照れくさかったり、褒めるところが思いつかなかったり…
でも、実は「子どもを褒めること」には、大きな意味があります。

まず、褒められることで、「認めてもらえている」という実感が持てます。例えば、おもちゃを片付けたときに「片付けられたね」と声を掛けるだけで、お子さんは「お母さん、見ててくれたんだ!」と思うことができます。この積み重ねが、「自分は大切な存在なんだ」と感じる自己肯定感につながって行きます。

また、褒められると 「ドーパミン」という脳内物質が分泌されます。これは「やる気」や「学習意欲」を高める働きを持っています。例えば、お子さんが片付けを半分までで中断している時、「まだ半分しか終わってないの⁈」より、「半分できたね!」と声を掛けた方が、残り半分も頑張ろうという気持ちになりやすいですよね。

そして何より、お母さんに褒められるとお子さんは「見てもらえている」と安心します。反対に、何をしても「もっとちゃんとしなさい」と言われ続けると、「どうせ自分なんてダメなんだ」と思ってしまいます。安心して「失敗しても大丈夫」と思えると、挑戦する力が育ちますよ。

子どもを褒めることは、「特別なことができたときにだけするもの」ではないんですね。
日々のちょっとした努力や心掛けに気づき、声を掛けることで、お子さんの心は大きく育っていきますよ。

それでも、どーしても褒めにくい!ってお母さんのために、来月は具体的にどう褒めたらいいか、アイディアをいくつかお話しますね〜お楽しみに

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