【報告】絵本で世界旅行 6月5(木)
6月5日(木)10:30~12:30に“まちライブラリー”にて
多文化交流サロン「絵本で世界旅行」を開催しました。
日本、ロシア、イタリア、マレーシア、メキシコなど、さまざまなルーツを持つ大人や子どもたちが集まり、国際色豊かなひとときとなりました。
まずは、IMSの活動紹介のあと、多言語での手遊び「♪あたま かた ひざ ポン♪」を 色の名前に置き換えて歌ってみました。
続いては多言語絵本の読み聞かせ。
エリック・カール作『えをかくかくかく』は、日本語の前に英語・ポルトガル語で読み進め、最後に意訳の多い日本語訳を単独で読むという工夫を取り入れたことで、言葉の違いや表現の幅がより鮮明に伝わりました。
また、レオ・レオーニ作『あおくんときいろちゃん』では、日本語・中国語・ポルトガル語で読みました。
読み聞かせのあとは、スタッフによるブックトークと交流のフリータイム。
絵本の感想をシェアしたり、子育ての話をしたり、参加者同士が自然に会話を楽しむ姿があちらこちらに。
乳幼児を連れた国際ファミリーの姿も多く見られ、「茨木市の広報で知って初めて参加しました!」という嬉しい声も。
今回は、マレーシア人の夫と日本人の妻、イタリア人の夫を持つ日本人の女性、ロシア人観光客とその友人である日本人女性、さらにはハワイ在住の日本人親子など、多様な国際ファミリーが集まりました。
それぞれが「また参加したい」「居場所ができた」と感じてくださり、つながりが広がっているのを実感します。
多様な言語にふれ、心が通い合う時間を共有できました。
小さな積み重ねが、多文化共生の大きな輪となって広がっています。