大阪国際文化協会

【報告】”やさしい日本語”で学ぶ心肺蘇生とAEDの使い方 9月12(金)

2025年9月12日(金)10:00~11:30、おにクル7階 会議室3で「やさしい日本語」で学ぶ心肺蘇生AEDの使い方講座を開催しました。

参加者は、中国、ブラジル、カメルーン、バングラディッシュ、ニュージーランド、フィリピンなど多彩なルーツを持つ外国人の方10名と、日本人支援者6名の計16名。茨木市消防署・警防課の消防士さん4名が講師を務めてくださいました。

実際に体を動かしながら学ぶ時間

まずは資料を見ながら、救命救急でよく使う日本語や救命の流れをわかりやすく説明。
その後は二つのグループに分かれて、実際に胸骨圧迫やAEDの使用方法を体験しました。

みなさん少し緊張しながらも、真剣に、そして積極的に挑戦!
「もし目の前で人が倒れたらどうしよう…」という不安を抱えながらも、何度も練習するうちに手つきがしっかりしていく様子が印象的でした。

参加者からも「楽しくて、役に立った」
「人を助ける勇気を持てた」
「意識づけのためにも定期的に開催してほしい」

といった前向きな感想をいただきました。

消防士さんからも、
「外国の方々が不安を抱えつつも積極的に学んでくださり、大変感銘を受けました。
私たちにとっても重要な学びで、次回以降に活かしていきたい」
という言葉をいただきました。

今回は日本語教室の日程に合わせて参加者を確保できましたが
平日参加できない就労者の方々へのアプローチもも今後の課題です。
また、消防士さんにも「やさしい日本語」をさらに取り入れてもらえるような研修の機会がつくれると、
学びやすさが広がるのではないかと考えています。

命を守る大切な知識と技術を、やさしい日本語で。
今後も消防署と連携しながら、継続的に開催していきたいと思います。

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