大阪国際文化協会

7月ブログ de ホッとタイム

叱らない育児というと、ママが言いたいことを飲み込むとか、しつけしないとかいうことが思い浮かんだりするでしょうか。そのどちらとも違います。

幼いお子さんは、耳からの情報が苦手なので、叱り口調で伝えようとしても、「ママ、怖い」ということばかりが伝わり、肝心な内容が伝わりにくいのです。内容があまり伝わっていないので、また同じことをやってしまう、叱られる、の繰り返しになり、ママのイライラが募り、お子さんの自己肯定感が下がるという、負のスパイラルになりがちです。

「うちの子は強く言わないとわからないから」とお聞きしますが、強く言うと「わかる」から言うことを聞いているのではなく、怯えて言うことを聞いている可能性が高いです。
お子さんは「わからない」から言うことを聞かないのではなく、まだ理解できなかったり、できるだけの月齢に達していないことも多いこともあります。それか、お子さんは全てを理解したうえで、ママの方針とは反対意見なのかもしれません。

また、「叱らない=注意しない」ではないです。13歳になると、親の言うことは聞かないようになるそうですよ。それまでに、たくさんの世の中のルールや常識を教えてあげて欲しいと思います。

お子さんのことを思って話すママの思いは、確実にお子さんに伝えて欲しいなと思います。そのためにも、穏やかな口調で伝えるということを試してみて欲しいと思います。案外、「このトーンで伝わるんだ」と感じることが多いと思います。

とてもじゃないけど、イライラして穏やかになんていられないというストレスフルなママ、是非「ホッとタイム」にガス抜きしに来て下さいね〜

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