【報告】多文化共生交流サロン 中高生つどいば 9月5(土)

2026年9月5日(木)、おにクル2階 多目的室C2にて「中高生つどいば」を開催しました。
今回は、中学生3名(中国)、高校生1名、小学生1名(中国)、大人4名(うち2名中国)が参加しました。
最初は「自己紹介カード」からスタート。
一人1枚カードを持ち、参加者全員と名前を伝え合い、サインを交換しました。
初めて会う人とも、一人ずつ声をかけるきっかけになりました。
続いて、「スタンドアップゲーム」を行いました。
自分が言った数字と、実際に立ち上がった人数が一致すればOKというゲームです。
まずは1~15くらいまでの数字を日本語で言えるか確認し、みんなで練習しながらゲームを始めました。
ゲームを通して自然に数字を使うことで、楽しみながら日本語に触れることができました。
次は「他己紹介」。ペアになり、「昨日の夜ごはんは何を食べた?」「好きなおやつは?」など、お互いに質問をしました。
その後、ペアを変えながら、いろいろな人と話をしました。
3人一組になって行った「クイズ作り」では、グループで相談しながら、お題が答えになるようなクイズを考えました。
完成したクイズはみんなの前で発表し、参加者全員で答えを考えました。
ひと休みのお茶タイムでは、テンペを紹介し、みんなで試食しました。
食べ物をきっかけに会話も生まれ、文化に触れる時間にもなりました。
最後はフリータイム。自由に話したり、一緒に過ごしたりしながら、ゆっくりと交流しました。
今回、これまで参加していた中学生のYさんは来ることができませんでしたが、Yさんが友達のJさんに声をかけて来てくれました。
Jさんも、最初は緊張している様子でしたが、時間が経つにつれて表情がやわらぎ、スタッフとも少しずつ話をするようになりました。参加者自身が友達を誘ってくれることは、「つどいば」が少しずつ参加者にとって身近な場所になっていることの表れでもあります。
また、「多言語おはなし会」で声をかけていた中国にルーツを持つ親子も、小学生の妹と一緒に参加してくれました。さらに、午前中に開催された「ワールド教室」で知り合った親子ともつながっており、そこから「中高生つどいば」の情報を伝えてもらっていました。
いろいろなイベントで出会った人が、別のイベントにも参加してくれる。そんなつながりが少しずつ広がっています。
中学生のお兄さんと一緒に来ていた小学生は、最初はお母さんから離れず、おとなしくしていました。しかし、時間が経つにつれて少しずつ場になじみ、中学生のそばで話を聞いたり、楽しそうに過ごしたりする姿が見られました。
また、今回参加した中学生の一人は、参加者の中でも日本での滞在歴が長いこともあり、積極的に会話をしていました。ゲーム中には通訳をしてくれたり、フリータイムには中学生3人で集まって母国語で話したりする場面もありました。
さらに、「日本語ではこう言うよ。英語ではこう言う。言ってみて!」と、お互いの言葉を教え合う姿も見られました。
最初は緊張していたり、なかなか会話に参加できなかった子も、時間が経つにつれて少しずつリラックスし、笑顔が増えたり、自分から言葉を発したりするようになりました。
フリータイムには、次に「料理をしたい」「スポーツをしたい」といった、これからやってみたいことについても話しました。
10月からは開催場所が変わる予定ですが、そのことを伝えると、参加者からは「行きたい!」という声が上がり、みんなで盛り上がりました。
今回の活動を通して改めて感じたのは、言葉の壁の大きさです。日本語がほとんど通じない子どもと、どのようにコミュニケーションを取っていくのか。積極的に話しかけるだけでは、かえって距離感が難しくなることもあります。
だからこそ、言葉だけに頼らないコミュニケーションも大切です。スポーツやゲーム、料理、食べ物など、一緒に「やってみる」「食べてみる」「楽しむ」といった体験を通してなら、言葉が十分に通じなくても自然と関わることができます。
これからも、参加者同士が無理なく関わりながら、それぞれのペースで少しずつつながっていける「つどいば」をつくっていきたいと思います。

