大阪国際文化協会

10月ホッとタイム

ねんねしていた赤ちゃんが成長して、動けるようになると、急に叱ってしまう場面が増えますね。
でも幼い子を叱って意味があるのか、どんな影響があるのか‥
幼い子を、叱る方がいい、叱らない方がいい、それぞれの立場を一緒に考えてみましょう。

まず、叱る方がいいという立場。
自分や他人の命の危険に繋がる行為には、「危ない!」と伝え、すぐに抱っこ等でその場から離す必要がありますね。
ただ実はまだ、幼いお子さんには、それがなぜダメなのか理解する力はありません。ですので、いつも優しくて自分を守ってくれるママやパパが、ダメ!って言うならやっちゃいけないんだろうなと、気迫で伝えるしかないのですが…。
それは命に関わるような大変な事態にならないように、緊急の場合です。

あと、まだ小さくてわからないからと言って、全く伝えなければ、学ぶ機会がなく、いつまでもわからないままなので、
全部理解できなくとも、少しずつでも教えてあげるのもいいですね。
優しく伝えることができるならば、叱るのとは違うかもしれませんね。

では、叱らない方がいいという立場。
例えば、幼いお子さんが、何かに興味を持ち、触って確かめることは、とても順調な発達の証です。それを触る度に叱っていると、お子さんは何にも興味や意欲を示さなくなったり、自分の行動に自信を持てなくなったりします。
隠したり、ロックしたり、行動を回避させてあげることで、叱らなければならない場面を減らすこともできます。

以上、叱ること、叱らないことについて、少し理解が深まったでしょうか。
とはいえ、叱らないと決めていても、「こらーっ!」と口をついて出てしまうのが現実💧
大切なのは、親御さんが、「叱る」「叱らない」ことが、お子さんにどう影響しているのかを頭に置いておくだけでも、
その後、どのように関わっていったらいいのか、指針が持てるのではないでしょうか。

叱ることについて、また、他のことに関しても、疑問に思うこと、迷っていること等おありでしたら、あっぷるはうすスタッフへ、お気軽にお声掛け下さいね。
一緒に子育て頑張っていきましょう!

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