大阪国際文化協会

11月ホッとタイム

今回は、「赤ちゃんのうちに身につけておきたいこと」についてお話したいと思います。
優しい子になって欲しい、自信のある子、リーダーシップの取れる子、協調性、学力…等々、身につけて欲しいことはたくさんおありと思います。そのために今から何をすればいいんだろうと、ネットで検索すれば溢れる情報、全部やる時間も気力もお金もないですよね…😅

特別なことは何もしなくていいんです。赤ちゃんのうちに身に着けておきたい一番大切なことは、ただ一つ、基本的信頼感を持たせてあげることなんです。基本的信頼感とは、親子の絆のことで、「ここに居ていいんだという安心感、守られているという安全感」のことです。その子の土台部分なので、この土台ができていなければ、何を経験させても積み上がって行きにくいです。

では、どうすれば基本的信頼感を持たせてあげられるのかというと、赤ちゃんが泣いたりグズったりしたら、どうしたの?と応えてあげて、抱っこしたり、おっぱいあげたり、あやしたり、しますよね。何と、いつも皆さんがやっていることなんです❣皆さんは赤ちゃんにとても大切なことを毎日してあげられているんですよ✨泣いたらそれに反応して対応してくれたという安心感の繰り返しから、基本的信頼関係が築かれていきます。お母さんとの信頼関係を築く事を通して、自分の外の世界全てを信頼できるようになります。

この土台は一生もので、後々には自己肯定感や自己効力感、アイデンティティにも関係してきます。土台はしっかりと築いておいてあげたいですよね。

応答の仕方としては少しコツがあります。忙しい中、赤ちゃんに応答する方法や具体的な声掛けなど、また来月にお話ししたいと思います。

Scroll to Top