大阪国際文化協会

3月ブログDeホッとタイム

今月も「ことばの芽」の育みについてお話してみますね。

小さなお子さんにとって、要求を受け止めてもらうことが、ことばの芽を育むことになります。
小さなお子さんは、繰り返し要求を受け止めてもらうことを通して、思いを発すると伝わるということを学んでゆきます。
「ダメ」と否定されてばかりだと、思いを発信してもどうせ伝わらないんだと学んでしまうことになります。

もちろん命の危険に繋がることに対しては「ダメ」と教えてあげて下さい。でもそれ以外で、危なくはないけど、ママがやって欲しくないなと思うことには、まず「それがやりたいんだね〜」と受け止めてあげて下さい。その後、「今は時間がないから後でね」とか「今日は雨だから明日ね」とか言うようにしてあげて下さい。

どのみち要求を断ることには違いなくても、最初に肯定してあげるだけで、「ママに思いは伝わった」ことがお子さんに伝わり、ことばの芽を育んでいくことができますよ。
ちょっとしたことですが、ぜひ試してみて下さいね。

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