大阪国際文化協会

4月 えほんの日

今年は早くも八重桜が満開になりました。自然豊かな彩都はあちこちに緑の野原が広がり、タンポポがお日さまに向かって笑っています。この景色、「ぐりとぐら」の生みの親である山脇百合子さんの描く絵本の世界と重なります。

「ぐりとぐら」のもう一人の生みの親、お話を書いた中川李枝子さんは山脇百合子さんのお姉さん。

このお二人がタグを組んだ作品は、自然の中で動物や子どもたちが、仲良くのびのびと、ワクワクの冒険をした後で、10時のおやつやお弁当を「あ~、美味しい!」とみんなで食べるシーンで終わります。読み終わるととってもしあわせな気分になるところに、子どもも大人も惹きつけられるのでしょうね。

今回はお二人の作品の中から、28冊を年齢別に紹介しました。その全部は書ききれないので、少しだけ抜粋します。

☆0才~: 「おはよう」「おやすみ」/グランまま社、 「はねはね はねちゃん」「はねはねちゃんのピクニック」/ 福音館書店

☆2才~: 「みんなみーつけた」「きょうのおべんとなんだろな」「どこでおひるねしようかな」/ 福音館書店、

保育園入園初日の母子分離の様子が”あるある”の「こぶたほいくえん」/ 福音館書店

☆3才~: 「ぐりとぐら」「ぐりとぐらのえんそく」「ぐりとぐらとすみれちゃん」/ 福音館書店 など、”ぐりとぐら” シリーズ や、「ねことらくん」/ 福音館書店 など。

「おはよう」の絵本にごきげんの0才児さん、一人でじっくりと絵を楽しむ3才児さんや、てのひらサイズの「ぐりとぐらのあいうえお」が気に入って大事に抱きかかえる3才児さんなど、お気に入りの絵本が見つかって良かったね。ママたちはもちろん、スタッフも、子どもちゃんたちのそんな様子を見て顔がほころんでしまいましたよ~♪

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