大阪国際文化協会

12月ブログ de ホッとタイム

言葉を育むと言えば、たくさん話しかけることだと思いますよね。
確かに、文字が読めない小さなお子さんは、耳から聞いた言葉を覚えるので、話しかけてあげた方がたくさんの言葉を覚えます。
ただ、意外に思うかもしれませんが、それと同じくらい、お子さんからの働きかけに反応してあげることも、言葉を育むには大切な関わりです。
ママに「あー!」って言ったらニコってしてくれた、グズグスいったら抱っこしてくれた。そんなママの反応が楽しくて、お子さんはもっと反応してもらいたいと思うようになります。そして、しだいに言葉で伝えると確実に意図が伝わり、反応してくれることを学んでいき、もっと言葉を覚えたい!となるのです。
ママやパパが反応してあげることは、言葉を学ぶ最高の動機づけなんですね。
ただ、言葉が出始めたお子さんの要求に先回りし過ぎる反応は、話さなくても伝わる、となってしまいがちなので注意が必要です。お子さんが言葉だと確実に伝わるんだなと感じられるように、時には「なぁに?◯◯かな?」とお子さんの意思表示を待ってあげてくださいね。
親子の楽しいコミュニケーションが、お子さんの言葉の成長につながります。今日から実践してみてくださいね。

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